- シフトレバーにあるN(ニュートラル)って必要なの?[2018.07.20]
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最近の車はオートマ車が主流になっています。
シフトレバーのN(ニュートラル)の役割はご存じですか?
発進する際にD(ドライブ)にする途中で一瞬通過するだけだと思います。
そもそもN(ニュートラル)とはどのような状態のなるかというとエンジンの動力がタイヤに伝わらないようになります。
タイヤがフリーになるため坂道ではパーキングブレーキをかけていないと車の重さにより下って行ってしまいます。
そんな機能必要なの?と思う方もいらっしゃるかもしれません。
主に使用するのは緊急時!
故障やガス欠などのトラブルが発生した場合、車の移動を必要とする場合があります。
その際、人力や牽引での移動が可能となります。
下り坂はN(ニュートラル)で走った方が燃費が良くなるといった噂を聞いたことはありますでしょうか。
最近の車では逆に燃費を悪くしてしまう可能性があります。
そればかりではなく、ニュートラルのまま走り続けていると車に大きな負担がかかってしまい故障の原因になる可能性も・・・
また、エンジンブレーキが利かなくなるので、長い下り坂などではフットブレーキを多用することで摩擦熱によりブレーキが利きにくくなる現象も起きやすくなり大変危険です。
万が一の時に備えて車の各機能をしっかり把握しておきましょう!
- 20万km走行も夢じゃない![2018.07.18]
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車に乗っていれば必ず必要になるメンテナンスがエンジンオイルの交換です。
そもそもなぜ交換が必要なのでしょうか。
しっかり役割をご存じの方もいらっしゃると思いますが、なんとなく交換されている方もいらっしゃるのでは。
もしかすると交換していないなんて方も・・・
そこでエンジンオイルの役割について少しお話しさせて頂きます。
エンジンオイルの主な役割
・金属の摩耗を防止する
・エンジン内部の温度を下げる
・外気温との温度差による結露での錆を防ぐ
・自身の粘度によって細かなすき間を密閉し燃焼効率を良くする
・燃料の燃えカスなどの汚れを吸着する
このようにエンジンオイルは非常に重要な仕事をしています。
しかし、走れば走るほど熱と汚れにより性能はどんどん下がっていきます。
交換時期を過ぎての長期間の使用はエンジン本体を傷める原因!
エンジンが故障すれば何十万円という修理代がかかってしまいます。
定期的な交換でカーライフコストの節約をしましょう!
- 古い車ほど重量税が高くなる!?[2018.07.14]
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先日、車検のお見積に来られたお客さまから質問がありました。
新車から6回目の車検です。
「今回税金が高いね。なんで高いの?」
お車は重量1000kg以下の普通車でした。
登録から13年経つと重量税が上がってしまうんです。
さらに18年経つともう少し上がります。
このお車の場合、前回の車検までは重量税が16400円で今回の車検では22800円になります。
そもそも重量税とはなんでしょうか。
車が走れば道路を傷めます。
それを補修するための税金なので重い車ほど税金が高いのです。
ここまでは納得頂けると思いますが、車が古くなったからと言って重くなるわけじゃない。
ではなぜ税金が上がってしまうのでしょう。
重量税は平成21年から減税が適用されています。
それまで重量1000kg以下の車の重量税は25200円でした。
18年経過すると減税がなくなり車検の際の重量税は25200円になりますので、高くなったというよりはもとに戻ったといった方が正確なのです。
それをふまえると22800円の税金は2400円減税されている金額ということになりますね。
- 後ろのドアが開かない!?[2018.07.13]
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以前、お客様から降りるときに後ろドアが開かないといったご相談を何度かうけたことがありました。
みなさんもそんな経験ありませんか?
故障かな?と思われることも多いと思いますし、実際故障しているケースもありますが、乗る人を守るためのある機能が原因の場合があります。
その機能とは!?
なんとなく名前は聞いたことがあるという方は多いと思いますが、「チャイルドロック」という機能です!
走行中、後部座席に乗っているお子さんが間違ってドアを開けないようあえて内側から開けられないようにするもの。
小さなつまみがスイッチとなっていることが多く、車の掃除をしたときや乗り降り時に服に引っかかったりして気が付かずにロックがかかることが多いようです。
安全装置の機能が裏目に出てしまうケースとも言えますね。
- 車のカタログ燃費 実際はどうなの!?[2018.07.12]
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みなさんの愛車の燃費はどのくらいですか?
トリップメータを満タン給油時にリセットして、次の給油で何リットル入ったかで1リッターあたり何km走ったかわかりますよね。
いわゆる実燃費というもので、同じ車であっても乗り方や持ち主の生活スタイルによって変わってきます。
また車種ごとにカタログ燃費というものが存在します。
文字通り車のカタログやテレビCMなどでうたっている燃費数値です。
ある一定の条件で走行したときにどのくらいの燃費なのか調査したもの。
現在、その条件というのが「平らでまっすぐな道をエアコンを使わないで走る」
カタログ燃費はほかの車と比べてどれだけ燃費の良し悪しがあるのかという指標になります。
あるところの調査では実燃費はカタログ燃費より2割低くなるという結果が出たようです。
そんな実態をふまえて、今年のうちにカタログ燃費の走行条件が見直されることになりました。
より実燃費に近い数値が記載されるため、お車を購入する際にも正しい基準で判断していただけると思います!
- 鍵の電池でエンジンが!?[2018.07.11]
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先日、エンジンがかからない時があったということでご来店されたお客様がいらっしゃいました。
なんとその原因はカギの電池!
最近のお車はスマートキーが主流となっています。
車両がカギを電波で認識し、ボタンなどでドアの開閉やエンジン始動が行えるものです。
電池が減ってくるとカギからの発信電波が弱くなるため、カギがあることを認識できずにエンジンがかけられなくなる場合があります。
また、ドアのロックも解除できなくなります。
万が一電池がなくなってしまった場合、通常操作では車に乗ることもできなくなってしまうのです!
そんな時の対処法ですが、図のようにエマージェンシーキーという緊急用のカギがついています。
これでドアのロックが解除できます。
ただこの方法でカギを開けるとセキュリティーのアラームが鳴り響きます(^^;)
ですがあわてる必要はありません!
スマートキー本体を始動ボタンに近づけて通常通りエンジンをかけるとアラームは止まりますのでご安心ください♪
キーの電池の残量を教えてくれる車種もありますが、万が一の時にあわてないよう定期的な交換をおすすめ致します。
ちなみに交換費用は数百円です。
- 新型ジムニー試乗会♪[2018.07.10]
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新型ジムニー&ジムニーシエラの試乗会に参加してきました♪
実に20年ぶりのフルモデルチェンジ!
エンジンもスズキ最新のものに変更されており、走りも軽やかな印象でした。
高いオフロード性能を実現するためしっかりとした足回り構造を採用しています。
町乗りからアウトドアまで幅広く活躍できる1台です!!
7月5日の発売から2日間のうちに全国で10000台以上の注文があったそうです。
すごい反響ですね!!
- 保管の仕方によってはスタッドレスの寿命が短くなる!?[2018.07.09]
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気温が高くなり暑苦しい日が続いています。
突然ですが、スタッドレスタイヤはどのように保管されていますでしょうか?
日差しが強くなってきていることもあり、保管方法によってはタイヤの劣化が早まってしまう場合もあります。
そこで今回はスタッドレスタイヤの保管方法についてお話しさせて頂きます。
スタッドレスタイヤにとって特に重要なのがゴムの柔軟性です。
柔軟性が失われるとブレーキ性能が低下するため。
またタイヤの減り方も早くなるので寿命も短くなってしまいます。
柔軟性が失われる主な原因は湿気と直射日光になります。
屋外で天日干し状態はご法度!
理想の保管方法は日陰で風通しのよい場所に保管することです。
屋外の場合には専用のタイヤカバーを使用すると日差しや湿気からタイヤを守ってくれます。
さらにタイヤを長持ちさせるポイント
・溝に詰まっている小石を取り除く
・タイヤ、ホイールを洗って乾燥させてから保管する
・空気を半分くらい抜いて保管する
・ホイール付のタイヤは横に重ねて、タイヤのみの場合は縦に並べて保管
以上の点に注意していただけるとタイヤも長持ちするので節約にもつながります。
カーライフコストの削減にもつながりますのでぜひお試しください。
- ヘッドレストは怪我を防ぐ!?[2018.07.07]
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車の椅子の枕部分。
通称「ヘッドレスト」ですが、実は重要な役割があるのをご存知ですか?
私も以前までは勘違いしていたのですがヘッドレスト(Head rest=頭の休息)ではなく、正式にはヘッドレストレイント(head restraint=頭の拘束)です。
私と同じように頭をもたれてゆっくり休むものだと勘違いしている方も多いのではないでしょうか。
運転中はヘッドレストに頭がつくことはほとんどないですよね。
なので使わないから外してしまうといった方もいらっしゃいます。
しかし本当の役割からすると外した状態は大変危険なのです。
車検の基準項目の中では「頭部後傾抑止装置」と呼ばれ取付されていないと車検に合格できません。
また名前の通り頭が後ろに倒れるのを防止するためのものです。
具体的には後ろから追突されたときに鞭打ちになるのを防ぐもの。
万が一の事故の際に家族や友人などの同乗者に大きな怪我がないよう正しい形での使用をお勧めいたします。
- 鳥フンで車の塗装が・・・[2018.07.05]
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車の汚れでも泥汚れや水垢など色々とありますが今回は鳥フン汚れについて説明させて頂きます。
なぜ、鳥フンなのかと言いますと鳥フンが一番、厄介なのです。
非常に厄介な理由はというと鳥フンは酸性だからです。
自動車の塗装は酸が苦手な為、悪影響を及ぼします。
鳥フンに気が付いても放って置けばいつかは綺麗になるだろうと思っている方は要注意です。
全然取れないと言うのが鳥のフンで放置し乾くと濃縮されて強酸になっていきます。
そうなると、最悪、塗装にシミが出来てしまい、コンパウンド等で磨いても取れず、きれいにするには再塗装しなければいけないほど浸食されます。
対処法ですが、先程も話ましたが鳥フンは最初の内は弱酸です、乾くと濃縮され強酸へと変化します。
「見つけたらすぐに対処する。」
これぐらいしかありません・・・
それと、コーティングしているから大丈夫と思っている方も多いと思います
中には酸に強いコーティングもありますが、酸には対応していないコーティングがほとんどです。
もし、鳥フンに攻撃を受けた場合、水で洗い流したりすればOKですが、周りにみずが無い場合はウォッシャー液をティッシュに含ませふき取れば、たいていは綺麗になります。
鳥フンが車にとって化学兵器であることはここまで説明してわかってもらえたと思います。
じつは!鳥フンでも自動車保険(車両保険)が適用になるんです!もし、鳥フンのシミで再塗装が必要となった場合、自費で直すと多額の出費が掛ります。
あまり知られていませんが、飛び石と同じように「飛来物」の扱いとなります。
等級も1等級ダウンで済みます。
最悪、保険も適応できますが、鳥フンは気が付いたらすぐに対処しましょう。