- フォグランプの使い方知っていますか?[2018.05.28]
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みなさんの車にはフォグランプは装備されていますか?
日本の法律では、フォグランプの装備が義務付けられていないため車種やグレードによって標準装備されていない場合でも、ディーラーオプションで装着したり、納車後にご自身で後付けする事も可能です。本日は、フォグランプの必要性についてご紹介させて頂きます。
フォグランプは次にあげる2つの役割があります。
1.前方の視界確保、視認性の向上。
『フォグ』と言う言葉は英語で『霧』という意味です。その名の通り濃霧の時等に前方の視界を確保する目的、役割があります。
2.対向車に自分の車の存在を知らせる。
濃霧や吹雪の時などは、対向車からも自分の車を認識されづらい為、自車の存在を知らせる役割もあります。
フォグランプに関わる保安基準
フォグランプの装着については色や取付個数にかんして保安基準により下記のように定められてます。
1.色 白 または 淡黄色
2.取付個数 左右同数で対象である(※同時に3個以上点灯しない事)
3.取付位置、高さ
・照明部の上縁 0.8m以下、かつすれ違い灯(Lowビーム)の上縁を含む水平面以下
・照明部の下縁 0.25m以上
・照明部の最外縁は車の最外側から400mm以内
フォグランプは本来、霧などで視界が悪い時に視界確保と対向車へ自車の存在を知らせる為に装備されています。ですから、常時点灯しっぱなしというのは、本来の役割と目的からは、多少ずれているかもしれません。
ただ、近年はヘッドライト自体が『HID』や『LED』などの新しい技術により非常に明るくなったので、フォグランプ自体もデザイン性の向上を目的に取り付けられている車両も多いですね。
- 中古部品は財布にやさしい♪[2018.05.26]
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交換が必要な部品がでた場合、新品ではなくリサイクルパーツで交換する方法があります。
近年、保険を使った場合、次回更新時の保険料が大幅に上がる事が多く、リサイクルパーツを使っての現金での修理需要が増えてきています。
そこで今回はリサイクルパーツについて説明させていただきます。
リサイクルパーツはサイフに優しい!
リサイクルパーツは新品部品の約半額ぐらいなのでお車の修理費用を抑えることが可能です。さらに、同色のパーツなら塗装代も不要となります。
リサイクルパーツは地球に優しい!
リサイクルパーツを使うことで廃棄物とCO2の削減ができ地球環境に貢献!
リサイクルパーツにも種類がある!
リサイクルパーツはリユース(再利用)とリビルド(再生)の2種類があります。
リユース(再利用)
使用済み自動車から利用できる部品を取り外し、清掃・洗浄・目視・現車・テスターなどによる点検を行い、商品化された再利用の部品。
リビルド(再生)
使用済み自動車から取り外した部品や修理の際に発生した交換部品等をもとに、磨耗・劣化した構成部品を新品と交換、再組み立てし、テスターで品質確認を行い商品化された再生利用の部品。部品によって誤差はありますがリユースの方が少し安いですね!
お客様にとって最適な修理方法をご提案させていただきます。
- エアコンの冷たい風はどうやってでるの?[2018.05.25]
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日中気温が高くなる日が多くなってきましたね。暑くなってきますと、よくある不具合としてエアコンの効きが悪いといったトラブルを耳にしますが、そもそもどうやって冷たい風を室内におくっているのか?そこで今回は、カーエアコンについてご紹介させて頂きます。
エアコンのしくみ
車に限らず、部屋のエアコンや冷蔵庫なども基本的には同じようなしくみとなっています。 クーラーガス(冷媒)が蒸発する時に、まわりの熱を奪う性質(気化熱)を利用し空気を冷やして室内に送ります。 一般的に例えられるのは、注射を打つ前に行うアルコール消毒を行う時にスーとひんやりするのと同じ原理です。カーエアコンではアルコールでなくクーラーガス(冷媒)を使用し気化したガスを密閉したサイクル内で『液体→気体→液体』と変化させています。
コンプレッサー
エンジンからベルトで駆動し気体であるクーラーガス(冷媒)を圧縮し高圧の気体にかえます。エアコンのスウィッチを入れてなければ、空転している状態でスウィッチを入れると電磁石クラッチでコンプレッサーのON・OFFを行います。
コンデンサー
ラジエーターの前方についており、コンプレッサーで圧縮された高温、高圧気体を冷却し、高圧の液体に変化させます。
リキッドタンク
液化された冷媒には、多少の気体冷媒も含まれるので、ここで分離されます。その他にも、不純物や水分の除去も行っており別名 レシーバともいわれます。
エキスパンションバルブ
送られてきた高圧の液体冷媒を弁により減圧を行い、蒸発を開始します。霧吹きの先端のような物です。
エバポレーター
エキスパンションバルブで減圧された冷媒が蒸発し、最初に説明した気化熱により冷気に変えます。
エバポレーターで低圧の気体冷媒になったクーラーガスは、再度コンプレッサーにより圧縮され『液体→気体→液体』と同じサイクルを繰り返します。
本格的に暑くなってきて、エアコンが効かない、効きが悪いなど感じたら、トラブルの原因は様々な事が考えられます。最も多い原因としては、クーラーガス(冷媒)のガス漏れによる冷媒不足が多いようです。サイクル内のどこから漏れているかにより修理金額も変わりますので、エアコンの不具合はお近くの修理工場でご相談してくださいね。
- 走行中、ボールジョイントが脱落し走行不能に[2018.05.24]
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愛車と長く付き合うために、メンテナンス整備は欠かせません。長く安全に乗ることができれば、車を買い替える費用は抑えられます。時期に応じてメンテナンス整備が発生しても買い替えるよりコストは下がります。長く乗ることは資源の節約にもなりますし。
ここでは車に関する整備事例の紹介をします。故障してから修理する場合もあれば、あらかじめ予防整備する事ができる部品もあります。車に関する知識を深めて頂いて、愛着を持って長く大事に乗って頂ければと思います。
タイヤに違和感
この画像を見てなにか変だと気づきませんか?ボディーよりタイヤが外に出てしまっているのが、お分かりいただけるでしょうか?走行中に画像の状態になったらと思うと怖いですよね。タイヤの土台部分が外れてしまい、手で揺するとタイヤはグラグラ動きます。当然、走行できません!!!
ボールジョイントとは?
ボールジョイントとは、人間でいう関節です。金属ですが可動するようになっています。金属なので潤滑するためにグリスが注入されています。保護するために通常はブーツで覆われています。
原因と対策
ボールジョイントが抜けてしまった原因は、保護するブーツが裂けた状態で水や汚れが混入して徐々に劣化したと予想できます。「ブーツが裂けたままの状態にしないこと」が重要です!!ブーツが裂けてから交換するのは当然ですが、亀裂が入っていれば交換をおすすめします。自動車の安全は定期的な点検、予防整備で確保する事ができます。
こんな状態になってしまう事を知っていれば必要に応じて交換しますよね。自動車を安全に保つには一人ひとりの心がけも必要となってきます。安心、安全なカーライフが過ごせる様に点検、整備を行ってください。それではより良いカーライフをお過ごしください
- スパークプラグの交換は本当に必要なの?[2018.05.23]
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愛車と長く付き合うために、メンテナンス整備は欠かせません。キチンとメンテナンスをすれば20年50万kmも可能です。
長く安全に乗ることができれば、車を買い替える費用は抑えられます。時期に応じてメンテナンス整備が発生しても買い替えるより安いですよね。長く乗ることは資源の節約にもなりますし。
ここでは車に関するメンテナンス情報を紹介します。故障してから修理する場合もあれば、予め予防整備する事ができる部品もあります。車に関する知識を深めて頂いて、愛着を持って長く大事に乗って頂ければと思います。
今回は「スパークプラグ」について解説します!
エンジンの三大要素
ガソリンエンジンに大切な要素は①良い点火 ②良い圧縮 ③良い混合気
•の良い点火とは・・・エンジン燃焼室に適切なタイミングで火花を飛ばしガソリンに点火する事です。
上手く点火できなければ、ガソリンは燃焼されずにそのまま排気ガスとして放出されてしまいます。(マフラーに浄化装置は付いています)その分は動力として得られずにムダが発生するのは想像できますよね。スパークプラグが劣化すれば点火ミスも発生しやすくなりますので、燃費悪化に繋がります。
スパークプラグ
図を見比べてみてください。電極と言われる部分ですが丸みを帯びているのが分かりますか?消耗している状態です。そのままにしていると燃費の悪化、始動が悪い、パワーがない、アイドリングが不安定でガタガタするなどの不調が出てきます。交換の目安は2万kmとなっております。
○で囲われた黒い部分が丸くなっていますね。これが摩耗です。
気づかないうちに燃費の悪化やパワーダウンは発生します。本当に悪くなるとエンジン不調になりますが、やはりその前に交換をお勧めします。愛車を大切にして安心・安全なカーライフを過ごしてくださいね。
- 車のガラスの種類について[2018.05.22]
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車に使用されているガラスにも種類が有るのはご存知でしょうか?
車にはフロントガラス、ドアガラス、サイドガラス、バックドアガラス(バックガラス)がありますが、フロントガラスだけはその他のガラスと違う構造のガラスとなっています。
合わせガラス
フロントガラスの合わせガラスは、ガラスとガラスの間に柔軟で強靱な透明の中間膜をはさんで加熱圧着したもので、ガラスが割れても粉々になったり、飛び散ったりする事が無いのです。
また、合わせガラスはサイドガラスに使われている強化ガラスより割れやすくなっており衝撃を吸収しやすくなっているのも合わせガラスの特徴です。
自動車のフロントガラスには、合わせガラスを装着することが法規で決められています。
強化ガラス
その他のガラスには強化ガラスが使用されています。強化ガラスは通常のガラスに比べ3倍から5倍の強度があり、万一ガラスが割れると粉々になり搭乗者を怪我させないようになっています。
車に使用されるガラスも万一の事故時にドライバーと搭乗者又、事故の相手の安全を考えたガラスが使用されている事を理解しておいてください。
ガラスを交換する場合
高速道路を走っていたら小石がとんできてフロントガラスに!「カチーン!」ってあたってガラスにひびが入ってしまった場合にフロントガラスの交換交換が必要な場合がありますが、使用するガラスによって値段は大きく変わります。
交換時に使用するガラスは大きく分けて3種類あります。
・自動車メーカー純正品
メーカー純正のガラスになりますので新車で購入したときとまったく変わらないガラスです。
・国産社外品
国内の自動車ガラスメーカーが製造していて、JIS規格に適合しています。
紫外線(UV)や赤外線(IR)をカットする機能がついたガラスもあり品質も純正ガラスと変わらない品質で赤外線カットなど純正品には無い機能が付いたガラスもあります。
・輸入品
主に東南アジアのメーカーが日本車向けに製造したガラスで特徴としては新品であっても値段が安く購入する事が出来ます。
・中古品
中古品のため、ワイパー傷や飛び石の傷があるリスクがありますが、安価に入手できます。
値段は、基本的にはメーカー純正品が一番高く、国産社外品、輸入品、中古品の順に安くなっていきます。純正品以外はガラスに印字されているメーカーマークや番号が無くりますので知っておくだけで安心です。
- カーコーティングの種類って?撥水?親水?違いは?[2018.05.21]
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だいぶ暖かくなり、過ごしやすい季節になってまいりました。この機会に愛車をピカピカしたいななんて方も多いのではないでしょうか?そこで!今回は、カーコーティングについてのお話。「コーティングって色々な種類があってよく分からない」とお客様から質問がありましたので、簡単ではございますがご説明させて頂きます!まずコーティングには、撥水と親水の二つのタイプがございます。「撥水性コーティング」→水の玉をつくるタイプ撥水性コーティングはボディ表面についた水滴を水の玉のようにするタイプで一見、水弾きでキレイになった感じに見えますが、例えば濃紺車(黒い車)などは水玉をそのままにしておくと「雨ジミ」になりウロコのようになってしまいます。最近では色々な種類のコーティングがあり、しっかりと商品説明を聞かないと後々後悔してしまう何てことにもなりかねませんのでご注意ください。
- 自動車のボディー素材の変化[2018.05.18]
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長い間、大きな変革がなかった自動車のボディーの素材が、大きく変わり始めています。その理由は環境問題とガソリン価格の高騰によるもので、自動車メーカーにとっては、燃費性能こそが車を作る際の最重要項目となり、各自動車メーカーは社運をかけた低燃費争いが行われています。エンジンについてはハイブリッドや電気、水素で走る車が開発され今では市販されています。更に燃費性能を上げる為に各メーカーはボディーの素材も軽量化と安全性を上げる為に変えてきています。車のボディーと言えば、鉄で作られるのが一般的でしたが、アルミをはじめ、「FRP(繊維強化プラスチック)」「CFRP(炭素繊維強化プラスチック)」などの軽量な素材や、「ハイテン(高張力鋼板)」と呼ばれる強度の高い鉄の採用でボディーに使用している鉄板を薄くすることで格段に軽くなった自動車を作ることで燃費性能が優れているだけでなく、軽快に走る自動車が最近では多くなってきているのはご存じかと思います。
写真のダイハツタントもボンネット・フロントフェンダー・バンパー、フロント外装部分の部品は全てプラスチックとなっています。柔軟性があり鉄より軽いプラスチックを使う事で軽量で安全性も高めています。車の素材に関しても日々進化し続けているのです。
- エアコンフィルター交換で車内の空気をクリーンに!![2018.05.17]
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最近の自動車にも家庭用のエアコンと同様に、エアコンのフィルターが装備されています。そこで今回は、カーエアコン用フィルターについてご紹介いたします。
エアコンフィルター(クリーンエアフィルター)とは?
4つのポイント
高除塵
車外からのスギ・ヒノキなどの花粉やチリ、ホコリ、微粉塵などをフィルターでがっちりブロックします。
脱臭効果
フィルターの種類にもよりますが、活性炭が織り込まれているフィルターであれば、渋滞時などのいやな排ガス臭やニオイの元をカットします。
抗菌・防カビ・抗ウィルス
外部から侵入するウィルス、菌、カビをガードしその繁殖を抑制します。
安定風量
高除塵、脱臭機能を実現しつつ、風量を維持します。 ただし、エアコンを内気・外気循環していても、必ずエアコンフィルターを通過するので長期使用でフィルターが根詰まりを起こすと風量が弱くなります。
交換時期、目安は?
各製造メーカーや製品の種類で異なりますが、一般的に多いのは1年に一回又は10,000Kmに一回が交換目安となります。
取付け位置、交換方法
車種によりフィルターの取付け位置、交換方法は異なりますが、多くの車が助手席ダッシュボードの奥に取付けられています。
ダッシュボードのグローブBOXを下から持上げる様に取り外しとフィルターが見えるので手前に引いて取り外し新品に交換します。
グローブBOX自体もビス止めされている事も無いので、特に脱着に工具も必要ないことが多いので作業自体もそれ程、難しくはないですよ。
お預かりしたお車でもまれにフィルターが装着されていないお車があります。
外気がそのまま入ってくるので室内の汚れ具合にも影響してきます。
ドライブ中にエアコンのスイッチを入れた時に嫌なニオイがする事が無いようにエアコンフィルターのメンテナンスを行って車内の空気をクリーンに保ち、快適なカーライフを過ごしましょう!
- ウィンドウロックスイッチをご存知ですか?[2018.05.16]
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車には色々な安全機能が装備されています。
今回はドアガラスに装備されているウインドロックについてです。
突然、運転席のドアガラス以外の全てのガラスが動かない!といった経験はありませんか?
その時はまず、ウインドロックスイッチがONとなり安全機能が作動していないか確認してみて下さい。
ウインドロック機能は、スイッチを操作(ON)することで運転席からその他のドアガラスを操作出来なくする機能と運転席以外の各ドアにあるスイッチでのガラスの開閉を出来なくするといった安全機能です。
この機能いる?必要あるの?どういった時に使用するの?と色々疑問がでる方も・・・
現在、ほとんどの自動車のドアガラスは、スイッチひとつでモーターを駆動させ自動で簡単に開閉ができ、運手席のスイッチ部分には全てのドアガラスを開閉操作できるスイッチもあり、便利な機能となっておりますがその一方で逆に危険性も・・・
例えば、ドライバーが運転中に後部にいる同乗者の確認を十分にしないまま運転席から後ろのドアガラスを操作してしまい同乗者の体の一部を挟み込んでしまう事故や、小さなお子様が誤ってスイッチを操作してしまい事故になるケースもあります。
多くの車が運転席のドアガラス、ドアロックなどのスイッチに一体となって装備されております。一度、自分の車のウインドロックスイッチの場所を確認し機能を試してみてください。
安全機能を活用して事故を未然に防ぎ、安心安全なカーライフを過ごしましょう!