- タイヤがパンク!どうしたらいいの!?[2018.06.08]
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最近の車は、スペアタイヤの代わりに修理キットが装備されている事が多いですがご存知ですか?
理由は様々で、スペアタイヤを装備しない事で、ラゲッジスペースの確保や軽量化、また多くの人が、廃車になるまで、ほとんど使用されずに廃棄される事から地球環境にもよくない等があげられます。
しかし、使い方が解らない、パンク時に困ったなどの質問をお受けします。
そこで、今回はパンク時に困らない様に修理キットの使い方についてご説明させて頂きます。
各メーカー、車種により保管場所など違いはありますが、今回はダイハツのミラ・イースを例にあげて紹介させて頂きます。
□修理キットの内容物
- パンク応急修理剤
- 注入ホース
- エアー充填用コンプレッサー
- バルブコア(ムシ)回し
- 予備バルブコア(ムシ)
- 速度制限シール
- 取扱い説明書
□使用方法
- パンク修理剤ボトルのキャップを外し、注入ホースを修理剤ボトルにねじこみます。
- パンクしたタイヤのバルブから、バルブコア回しの後でバルブコア(ムシ)を押し、タイヤの空気を完全に抜いた後、バルブコア回しでバルブコア(ムシ)を取り外します。
※タイヤに空気が残っているとバスブコアを外す際、飛び出して紛失する事があるので注意して下さい。
- 注入ホースの先端をタイヤのバルブに差し込み修理剤を逆さまにして、手で何回も圧迫しながら修理剤をすべてタイヤ内に注入します。
注入し終わったら、バルブコアをタイヤバルブにしっかりと装着します。
- コンプレッサーに格納されているホースと電源プラグを取り出します。
ホースをバルブにしっかりとねじ込み、電源プラグを車両のアクセサリーソケットに差し込んだ後、電源を“ACC”ばたは“ON”にし
ます。
※指定空気圧を確認しておく!(運転席ドア開口部に記載されています)
- コンプレッサーのスイッチを入れ、コンプレッサーの空気圧ゲージで確認しながら指定空気圧まで昇圧します。
※コンプレッサーを10分以上連続して使用し続けるとモーターが過熱し損傷する恐れがある為、注意が必要です。
- 指定の空気圧まで充填できたら、10分間または5Km程度走行後、安全な場所で停車しコンプレッサーを再度接続し空気圧をチェックして下さい。
異常がなければ、速度制限シールを運転者のよく見える所に貼り、スピードは出さず最寄りの修理工場へ運んでください。
※修理後の空気圧点検で130kPa以下に低下していたら、修理剤による修理はできませんので走行を中止しロードサービス等に連絡
が必要となります。
如何でしたか?なかなか難しそうですね。
取扱い説明書をしっかり読んでいただければ大丈夫だと思います。
最後に修理剤を使用した時の注意事項をお伝えさせていただきますね。
使用方法の説明でもお伝えした様に、修理剤を全てタイヤに注入するためタイヤの内側にゴムの塊ができてしまいます。 その為、回転した際のバランスが非常に悪くなります。
修理剤をきれいにタイヤから剥離するのは困難な為、新品タイヤに交換する事をお勧めします。
路面と接するトレッド部に刺さったクギやネジばどの軽度のパンクでの使用はできますが、タイヤサイド部分の損傷によるパンクやバースト(破裂)では応急修理できない為ロードサービス等を利用する以外、その場から移動もできません。
その点からすると従来通りのスペアタイヤが車両に装備されている方が便利な場合もありますね。
- 車内の温度をもっとも早く下げる方法![2018.06.07]
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夏の炎天下に駐車してある車に乗る時、暑くて大変な思いをした経験ありませんか?
サウナに入ったような車内の温度、熱くて握れないハンドル、エアコンを全快にしてもなかなか冷えないなど、炎天下の時の運転は苦労しますよね。今回のそんな炎天下でカーエアコンを賢く快適に使う方法についてお話させて頂きます。
まず1つ目はカーサンシェードを使用することです!炎天下で長時間駐車すると車内の温度は50度を超えることもあります。炎天下で長時間駐車する場合はサンシェードを使用すると温度の上昇をぐっと抑えてくれます。車内の温度を低く抑えることができるため、エアコンの効きも速くなり快適に運転をスタートすることができます。
2つ目、車に乗り込む前にはドアやバックドアなどを開けて高温になっている車内の温度を外に逃がすことです。温度を速く下げるコツは全てのドアを全開まで開け、片方どちらかのドアを開けたり閉めたりを3回位繰り返すことで反対側のドアから高温になっている空気を強制的に外に逃がすと車内の温度を速く下げることがでるため、エアコンの効きも速くなり快適に運転をスタートすることができます。
3つ目はエアコンの設定になります。ポイントは温度では無くどこの空気を使ってエアコンを使用するかです。エアコンの設定に「外気導入」と「内気循環」があります。「外気導入」は車外の空気を取り入れエアコンを作動しますので真夏の暑い時期は車外の温度が高くエアコンが冷たい風を出そうとすると非効率です。夏場は「内気循環」にするとエアコンで冷えた車内の空気を取り込みエアコンで更に冷やすため、効率が良く車内を涼しく快適な状態で運転することができます。
炎天下に長時間駐車する場合に限らず夏場は3つの方法を行うと快適に運転を楽しむことができます。ガソリン代の節約にもなりますので1度試してみて下さい。賢く快適に夏場のドライブを楽しみましょう。
- 車の電球の選び方![2018.06.06]
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今回は、自動車の電球についてお話しさせて頂きます。
最近カー用品店やホームセンターに行きますと、いろんな種類の電球が並んでいます。
ただ、たくさんありすぎてどれを選んだら良いのか分からないってなりませんか?明るい方が良いと思ってもあまり高額な物もちょっと・・・
そこで電球の光について簡単にご説明をさせて頂きます。
まずヘッドランプ球を買おうと箱を見ると目に付くのが、4200ケルビンとか6000ケルビンというケルビンという文字!
- ケルビン=色温度
・色温度は光の光色を数値で表記したもので、単位はK(ケルビン)
・数値が低いほど赤みがかった色になり、数値が高いほど青みがかった色になります。
・色温度は光の色を表す数値なので、光の量や強さには関係ありません。
ただし、見やすさでいいますと、赤みがかった色に比べ青みがかった色の方が見やすい(視認性が良い)傾向にあります。個人的には4200K~6000K位が視認性が良いかと思います。
②ルーメン
・光の量を表す単位の一つで、単位はlm(ルーメン)
・光の出力量で(1秒間に放射される光の総和)、光束ともいわれています。
自動車用の光源としては、ハロゲンバルブやHID・LEDなどが、もともと発光している光の強さ(量)を表しています。
③カンデラ
・発光体が放つ光の強さを表す単位の一つで、単位はcd(カンデラ)
・光源が発する光の強さとして表され(1平方メートルあたりに照射される光量が基準)、光度ともいわれます。
・ハロゲンランプやHID・LEDなどをランプに取り付けた状態での光の強さを表します。
法律で光の強さはHi:12,000cd/Lo:6,400cd等の規定があります。
④ルクス
・光に照らされた面の明るさを表す単位の一つで、単位はlx/lux(ルクス)
・光を受けるその面の明るさ、照度ともいわれます。
なんとなくご理解頂けましたでしょか?
上記の内容を整理しますと、
•ヘッドランプに使用するランプは、ルーメン(光束)の数値の高い物を選んだ方が明るく感じられます。
•カンデラ数値はヘッドランプの形状等により変化するので、注意が必要です。
•ポジション球はヘッドランプと同様にルーメン(光束)を重視した選択をお勧めします。
•ルームランプは照らす場所が明るい方が良いので、ルクスの数値が高い物がお勧めになりますが、光源と照射面との距離も大切になりますので、用途に応じ確認が必要です。
快適なドライブの為にも、お客様の使用目的に合わせた電球選択のお役にたてれば幸いです。
- サイドブレーキをかけたまま走行してしまうと・・・[2018.06.05]
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車にとって必要となる、走る・まがる・止まる。全部重要ですが特に重要なのはやっぱり止まるです!
命を守る一番の安全装置ですから。
今回は主に駐車時に使用するサイドブレーキについてご案内します。
サイドブレーキは、通常使用するブレーキペダル、フットブレーキとは違い、オイルの力(油圧)ではなくワイヤーを使用する別の構造なっております。
ワイヤーが引かれる事で後ろのタイヤをロックし駐車時の補助的なブレーキの役割として使用します。
みなさんはサイドブレーキをかけたまま走行してしまった!なんて経験はありませんか?
普段、サイドブレーキをほとんど使用しないといった方もいらっしゃるとおもいますが。
解除を忘れてしまいサイドブレーキをかけたまま走行すると、ブレーキがどんどん熱を持ちその状態が長く続いてしまうと、ブレーキの利きが悪くなったり、最悪はブレーキが利かなくなってしまう事もありますので、車を走行させる前にしっかり確認してくださいね!
万が一サイドブレーキをかけたまま走行してしまった時は、大丈夫だろうとそのまま車を使用するのではなく、整備工場への相談・点検をおすすめします。
現在では車種によってサイドブレーキをかけたまま走行するとメーター内に警告ランプが点灯するものや警告音で知らせる機能がついていますので万が一の時も安心です。
一度自分の車に装備されているか確認してみてくださいね!
- エンジン不調の原因が[2018.06.04]
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故障してから修理する場合もあれば、あらかじめ予防整備する事ができる部品もあります。車に関する知識を深めて頂いて、愛着を持って長く大事に乗って頂ければと思います。今回ご紹介するお車は「エンジンの調子が悪い。アクセル踏んでも加速しない」という事でご来店。
ちょっと専門的になりますが・・・、少し勉強のつもりで読んでみて下さい。
エンジンの三大要素といわれているのが以下の3点です。
•良い点火
•良い圧縮
•良い混合気
今回の様にアクセルを踏んでも加速しないって場合は三要素のどこかに異常が発生している事が多いんです。
「ガソリンに着火する火花が飛んでいるか?」
「エンジンの圧縮は正常か?」
「燃料は来ているか、空気量を調整、測定しているセンサーは正常か?」
など、不具合を絞っていきます。
先ず手順として 良い点火がされているか?から確認をした所・・・!
イグニッションコイル
「原因はイグニッションコイルでした」と言ってもわからないですよね。
先ずは赤○部分を新品と見比べてください。一目瞭然ですよね。なんだか白くなっています。緑○が拡大です。
これはリーク(漏電)した痕です。イグニッションコイルは点火系です。スバークプラグで火花を飛ばす為(良い点火)に2万~3万V(ボルト)とかなり高電圧が流れます。
今回は経年劣化でイグニッションコイル横から漏電して点火が弱くなったために「アクセル踏んでも加速しない」症状が出てしまったのです。
年数が経つと故障する事もあります。そんな時でも車ごと換えてしまうのでなく痛んだ箇所だけ直してあげましょう。また元気を取り戻して快適に目的地まで連れて行ってくれますよ。自動車は非常に高額なお買いものですから、購入して間もないときはとても大事に乗られていたと思います。ずっと愛情を忘れずにメンテナンスを行って、安心・安全なカーライフを過ごして下さい。
- 内窓汚れの意外な原因![2018.06.02]
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皆さんのお車、内窓ガラスはよごれていませんか?ドアの内窓ガラスは洗車ついでに拭くことが多いと思いますがフロントガラスの内側に関しては定期的に清掃される方は少ないのではないでしょうか?今回は車内のガラスの汚れについてお話させて頂きます。
内窓汚れの原因は①排気ガス②手跡③タバコです。お子様が乗られる場合はガラスをベタベタと触ったりしますから本当に視界が悪くて運転しにくい場合もありますよね。手跡とかタバコは汚れるイメージはありますが排気ガスで内窓が汚れるのはイメージしていた人は少ないのではと思います。車はドアの開閉やエアコン等の使用により排気ガスが車内に入り込んできます。その為車内の窓はタバコを吸わない方でもお子様が乗ることが無い方でも以外に汚れています。
内窓ガラスのクリーニング方法
では内窓ガラスはどのようにクリーニングするのが良いかお話させて頂きます。この方法はお部屋の窓ガラスでも同様に行うとムラが無くキレイにすることができます。
《準備するもの》
•タオルを水で濡らし8~9割程度の力で絞ったタオルを1枚用意する
(ガラスを拭いた時に水分が残る位がベスト)
•乾いたキレイなタオルを1枚用意する
•完璧にやる場合はガラスクリーナー、アルコール又はエタノールを水で薄めたものを霧吹きに準備
《作業方法》
•濡れたタオルでガラス面に付着した汚れを拭き取る(縦方向と横方向とムラ無く拭く)
•濡れたタオルのキレイな面で拭きまだ乾かないうちに乾いたタオルで乾拭きする
•汚れが取れない場合や拭きムラがある場合は上記の作業を繰り返しなって下さい
•フロントガラスは2~4分割して拭くと拭きムラを抑えることができます。
汚れが酷い場合にガラスクリーナーを使用すると汚れがよく取れます。また、より清潔な状態を維持するにはエタノールやアルコールを使用すると効果的です。汚れは何でも時間が経つと落としにくくなります。内窓がくもりやすい梅雨時期の前や冬の前の11月の年2回クリーニングすると視界スッキリ安全に運転することができますので是非試してみて下さい。
- レギュラーとハイオクの違いって!?[2018.06.01]
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ガソリン価格が値上げ傾向にあります。
財布にとっては、厳しいですね・・・
そこで、今回は自動車の燃料であるガソリンについてご紹介させて頂きます。
まず、自動車で使用される燃料は大きく分けて3種類です。
- レギュラーガソリン
- ハイオクガソリン
- 軽油
レギュラーとハイオクの違いが何かというと、オクタン価の違いです。
オクタン価とは、エンジン内でのガソリンの着火のしにくさ、ノッキング(異常燃焼)の起こりにくさを示す数値となります。
ちなみに、レギュラーのオクタン化価 89.0以上 ハイオクのオクタン価は96.0以上と定められており、オクタン価が高いほど、ノッキングが起こりにくくなります。
多くのガソリン車はレギュラーを使用しており、ハイオク車はピストンの圧縮比が高いエンジンを搭載している車両が多いようです。
とくにヨーロッパ車はガソリンのオクタン価基準の違いからハイオク仕様車がほとんどです。
レギュラー車にハイオクを入れる場合は特に問題はありません。
ノッキングを抑える事ができますし、ハイオクに含まれている添加剤によりエンジン内部の洗浄されるメリットがあります。
もしハイオク車にレギュラーをいれたら・・・・。
ハイオク仕様の車はエンジンの圧縮比が高い為、レギュラーを入れた場合ノッキングを起こす可能性があり、車の性能を引き出せない事が考えられます。
しかし、多くのハイオク車でレギュラーを入れた時の事を想定されたコンピューターが組み込まれていますので大きな害はないと思いますが・・・。と、言われても心配ですよね!?ハイオク仕様車にはハイオクを入れましょう。
どちらを入れても、大きな害は早急には起きないと思われますが、車本来の性能を発揮させるためにもメーカーが指定したガソリンでの給油をお勧めします!
- オーバーヒート![2018.05.31]
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ドライブには絶好の季節になってきましたね。みなさんは定期的に冷却水を交換されていますか?冷却水はエンジンを冷やすという非常に重要な役割を担うもので、交換を怠ると大変なことになってしまいます。今回は冷却水についてお伝えさせていただきます。
●冷却水ってなに?
冷却水はロングライフクーラントとも言います。エンジンの温度が上がりすぎないように、エンジンを冷やすための液体です。
冷却水が無いとエンジンの温度はどんどん上がってすぐにオーバーヒート。最悪エンジンが壊れてしまうことも!
そんな事にならないように、エンジンを冷やすための液体なのです。
●冷却水の交換目安
冷却水の交換時期ですが、標準タイプの物で2年に1度の車検毎の交換基準になります。
最近は長寿命タイプの物も多くなってきており、その場合の交換目安は4年や8年、10年等と種類によって変わってきます。基本的には、経年期間で交換時期が設定されていますので定期的に交換いたしましょう。
●冷却水の特性
冷却水に求められる特性としまして、冷却性能の他にも不凍性能や防錆性能という重要な特性があります。
『不凍性能』・・・液体が凍結してしまうと、体積が膨張してしまいます。そうするとラジエターのタンクやホースを圧迫し亀裂や損傷に繋がり水漏れを起こしてしまいます。
『防錆性能』・・・冷却水が入っている通路(エンジンやラジエター等の冷却系統)は殆ど金属です。ということはサビが発生しやすいということになります。サビが発生すると腐食が進んで、やはり水漏れに繋がってしまうのです。
この防錆剤が強いものが長寿命タイプとして販売されています。
冷却水は文字通りエンジンを冷やすための水ですが、見た目は汚れていなくても定期的に交換しないと、水漏れによるオーバーヒート等、大変なことになってしまいます。故障につながる重要な部品ですので、皆さまラジエター冷却水の交換は必ず定期的に実施することをおすすめいたします。
- ガラスがくもるときの対処法[2018.05.30]
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車にはいろいろな装置が装備されていますが、みなさんデフロスターはご存知ですか?
デフォッガーとも呼ぶ方もいます。
聞いたこともない方には、ガラスのくもり取りが一番わかりやすい言い方かもしれません。
ほとんどの自動車には標準装備されておりますが、今までに使用された事がない方も・・・
今回は、梅雨時期、湿度が高い日に活躍するくもり取り装置(デフロスター)の役割と使用方法をご案内します。
デフロスターは主にフロントとリヤガラスへの機能として装備され、作動させることでガラスに付着する霜や曇りを取り除く役割をしております。
フロントとリヤとでは構造が変わり、一般的にフロントガラスはエアコン機能を利用し風をあてることで霜やガラスの内側の曇りを取り除きます。
リヤに関しては、何本もの電熱線がガラスに貼付けてありそこに電気を通し熱へと変える事で除去します。
フロントガラスへの作動は通常使用するエアコンのスイッチにて作動させますが、リヤに関しましては、一般的に単独のスイッチを運転席付近に設けON、OFFさせることで作動させており、リヤデフロスターについては多くの電気を消費する為、タイマー機能を装備している車もあります。
フロントガラスが曇ってしまった際はエアコンの機能を利用する為、エアコンが故障していると曇りを取り除く事が困難となりますのでエアコンの快適性とは別に視界が確保できないという安全性も失われてしまいますので注意して下さい!
- LEDランプの一部が点かない[2018.05.29]
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愛車と長く付き合うために、メンテナンス整備は欠かせません。キチンと予防整備をすれば20年50万km走行も可能です。長く安全に乗ることができれば、車を買い替える費用は抑えられます。時期に応じてメンテナンス整備が発生しても買い替えるよりコストは下がります。長く乗ることは資源の節約にもなりますので。
車に関する整備事例の紹介をします。故障してから修理する場合もあれば、あらかじめ予防整備する事ができる部品もあります。車に関する知識を深めて頂いて、愛着を持って長く大事に乗って頂ければと思います。
今や家庭の照明もLEDが多く普及していますね。ところでLED(light emitting diode)ってなんだかわかりますか?日本語で言うと発光ダイオード。ダイオードは半導体の1つです。半導体は導体(電気を通す)と絶縁体(電気を通さない)の中間です。半導体は電気を通すことで発光したり、温度によって電気を通したり色々な特徴のものがあります。ダイオードは一方からしか電気を通さない性質があります。電気が通ると発光するのでLED(発光ダイオード)というようですね。
長年使用していると写真のようにLEDが一部分だけつかなくなってしまう場合があります。
LEDランプが1ヶ所でも点灯していなければ、車検は合格しない場合があります。この様な場合は本体の交換が必要となるため、従来の電球交換より費用は高くなってしまいます。
なんでもメリットとデメリットがありますね。デザイン、機能性、省燃費、コスト、何を重要視するかで変わってきます。地球環境やエコについて耳にすることが増えてきました。今を生きる一人一人の意識で何十年後かの地球環境も変わってきます。物を大切に長く使う事も資源の節約につながるのではないでしょうか。自動車の性能を向上し、正しいメンテナンス(予防整備)を行えば安全に長く乗る事も出来ます。壊れてから買い替えるより節約にもなります。車に掛けるカーライフコストについて考えてみてください。